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#2021.11 

【J1第37節 浦和戦】試合後監督、選手コメント

INTERVIEW

平岡宏章監督

試合の展開、この状況を考えて、おそらく向こうがボールを保持する時間が増えるだろうと。そのなかで我慢強く、そしてどこかで1発取ってということをプランとして考えていた。それが狙い通り上手くいったというのは出来すぎだと思うが、それは日頃選手たちが頑張ってきて、良い準備をしてきたからだと思っている。

――アディショナルタイムに山原(怜音)選手、ディサロ(燦シルヴァーノ)選手を入れた意図は?

前半からチアゴ(サンタナ)と(鈴木)唯人が縦横無尽というか、守備もスイッチを入れて、攻撃でもサイドに流れながら起点を作ってくれて、ちょっと疲れてきていた。もちろんワンチャンスも考えていたし、最低限の勝ち点を取って帰りたいということで2人を代えて、もう一回守備でスイッチを入れられるように。そしてチャンスがあったらワンチャンスでもあのように取れたらと。(中村)慶太はあのような技術を持っているので、そこに賭けて良かったと思う。

――他会場の結果は耳に入っていたか?

スタッフには入っていたが、選手には入れなかった。

――守備ではリーグ2試合連続無失点で守備の手応えは?

ゴール前のところではみんなが体を張ってボールにしっかりアプローチに行く、カバーする、またクロスの対応ではしっかりできていた。しかし私自身は、もう少し高い位置からボールを奪ってカウンター、またはそこから良い攻撃を意識している。ただ、当然ゼロで抑えられたことは良かった。相手もあってのことだし、この状況なのでなかなか難しいと思うが、選手たちは最後まで粘り強くやってくれた。

――中村選手の起用の意図と評価は?

私自身のところに他会場の結果が入ってきていたので、どこかで最低勝ち点1は取りたいが、チャンスがあれば得点を奪いたい。そういう意味で慶太の技術、攻撃のセンスをどこかでということで途中から彼を出した。その期待に応えてくれた。

――ハーフタイム、後半の飲水タイムで選手たちに強調したのは?

粘り強くやること。ゴール前のところは、ロティーナさんがやってきてくれたこと、そこにプラス、ボールにしっかりアプローチに行くこと、相手のプレーの制限をさせること、あわよくばボールを奪うこと。それをただ言っただけで、選手たちが今まで染み付いたことをやってくれていると思っている。

――優位な状況で最終節を迎えることになったが、試合終わってどのようなことを選手たちに話したか?

今日の試合はおめでとうと。みんながハードワークをしたことによって勝利できた。でも、まだ決まっていないので、ありきたりかもしれないが、終了のホイッスルと同時に次への準備をすること。しっかりと最後残留して、サポーターの人たちに喜んでもらうというのも失礼かもしれないが、この状況に追い込んだのは自分たちなので。でも最後笑って終えられるように頑張ろうという話をした。

権田修一選手

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今日は1点しか取れなかったので、1点しか取れなかった以上は失点をゼロに抑える以外は勝ち点3を取る方法はない。チーム全員がハードワークをした結果、失点ゼロに抑えられて、中村選手が途中から出てゴールを取ってくれた。

ピンチの数自体は減ってきていると思うので、それは評価できるところだと思うが、ただ今日の試合を観て、最終戦のセレッソは準備をしてくるし、今日と同じではそこを崩されてしまう確率はあると思う。自分たちは次の試合も勝ち点3だけを考えてやらなければいけない。自分たちは順位的にも、この試合の前の時点で勝ち点3を取り続ければ残留はできると思っていた。まして次はホーム最終戦で、1年間結果が出ずに悔しい思いをさせていたサポーターの方に、最後に勝利するというのが自分のなかでモチベーションになっている。

攻撃面では、自分たちは後ろでのビルドアップは今年の序盤からやってきているが、ゴール前に侵入していくシーン、コーナーキックを取るとか、今日は鈴木唯人選手の惜しいシーンがあったが、そういうシーンはなかなかなかった。ゴール前でチャンスを作る回数が増えているというのはチームとして良いと思うが、ただ結果として1点しか取れていないという現実もある。急には上手くはならないが、すり合わせていくことで向上していく部分は、この1週間でしっかりと修正して臨まなければいけない。

今週の頭にサポーターの方々が試合に来れないということで、横断幕を練習場に張ってくれたり、皆さんからフラッグの寄せ書きメッセージだったり、SNSのコメントがクラブハウスに張ってあったので、全部一通り目を通して、皆さんがどういう思いでエスパルスを応援して、支えてくれているのかというのは自分なりに解釈したつもり。今自分たちのやれることは、今付けているエンブレムである清水エスパルスのために戦うことだけ。今週の練習は、メンバーに入れなかったが例えば立田(悠悟)選手が、サブ組に入って自分たちのプレッシャーの掛け方のところで声をかけてくれたり、今は試合に出ている、出ていない、メンバーに入る、入らない関係なく、全員が強い気持ちで準備をしている。それが今日の最後中村選手のゴールもそうだし、一つ前の山原(怜音)選手のところかもしれないし、ヴァウド選手も難しい状況で入ったと思うが、しっかりゲームに入るというところにつながったと思う。

1年間、エスパルスのサポーターの方々は自分たちの試合を、どちらかと言えばドキドキ、ハラハラというか、楽しく観ていたわけではないと思うので、そういう観てくれている方に対して最後しっかり勝ちを見せるというのは、最高のモチベーションになると思うので、そこを全面に出していきたい。

中村慶太選手

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自分のゴールで勝てたのは嬉しいが、とにかくチームが残留争いをしているなかで、アウェイで勝ち点3を持ち帰ることができたのは非常に嬉しい。残留に向けては大きな勝ち点3だったと思うが、ただ自分の力というよりは、チーム全体が一体感を持ってやれているというのが、たまたま自分のゴールにつながったと思う。

途中から入って、少ないチャンスを決めきろうと思っていた。ただ、守備でも穴を作らないようにということは監督から指示が出ていたので、その両方のバランスは難しかったが、最後に決められて良かったと思う。

ゴールシーンは、怜音が前節も仕掛けてあそこからシュートを打っていたが、横にフリーの選手がいたので、「もう少しゴール前で余裕を持て」という話をしていて、それでボールが出てきた。トラップして時間を置いたらブロックされるというのは受ける前から感じていたので、トラップをしたらワンステップでシュートを打とうと決めていた。上手くミートして、良いコースに飛んで良かったと思う。アディショナルタイムだったので、勝利を大きく手繰り寄せることができて嬉しい気持ちもあったが、ボールをセットした時には、逃げ切って勝つことを意識した。

なかなかチャンスが来ないなかで監督が交代して、今は少しずつチャンスをもらえている。1年目は同じような状況で結果を出すしかなかったが、そうした初心を忘れずに、残り1試合しっかりと戦って勝ちたい。

最終節はホームなので、ファン・サポーターの応援が力になるし、圧倒的に有利だと思うので、勝って残留を決めたいと思う。