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#トップチーム  #大久保択生  #永井堅梧  #2021.12 

特別コラム:大久保択生と永井堅梧が示し続ける、頼もしきプロとしての姿勢(後編)【シーズン終盤特集】

GAME TRAINING
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文=平柳麻衣

「サポーター」「通訳」「メディカルトレーナー」と“チームを支える人々”を取り上げてきたシーズン終盤特集。ラストとなる第4回は、GK大久保択生選手と永井堅梧選手の特別コラムをお届けします。

前編はこちら

今シーズンからエスパルスに加入した永井堅梧は、J1初挑戦のシーズンを送っている。ここまでルヴァンカップや天皇杯で経験を積み、リーグ戦では出場こそないものの、多くの試合でサブメンバーとしてチームをサポートしてきた。

ベンチから誰よりも大きな声を出し、ゴールが決まれば喜びを爆発させ、飲水タイムにはペットボトルのキャップを外して権田修一に手渡す。

「やっぱり試合に出たいっていう気持ちが一番にあるんですけど、与えられた立場で『チームのために』っていう芯の部分はブレずに貫き通せてるかなと思います」(永井)

前編の冒頭で紹介したロッカールーム内での言葉も、「チームのため」を想う永井から溢れ出た本心だった。

「シーズン終盤は毎年本当に難しい時期で、選手それぞれに契約があって、来年のことが分からない選手もいます。何年か前にある先輩が言っていたのが、『誰にとってどの試合がラストになるか分からないから、一試合一試合全力でぶつかっていかないと後悔するよ』って。それはサポーターの方に対しても同じで、その試合しか観に来れない人もいると思うし、たまたま観に来た一試合がエスパルスのことを好きになるきっかけになるかもしれない。だから僕らが必死にプレーすることが一番大事で、一試合一試合みんなで乗り切っていくっていう気持ちでいます」(永井)

©S-PULSE

三菱養和SCジュニアユース時代からの後輩で、昨シーズンまでともにギラヴァンツ北九州でプレーしていたディサロ 燦シルヴァーノは、永井の背中を長年見続けてきた。

「堅梧くんは試合に出られないからってふてくされたりしないし、当たり前のようにチームをサポートして、自分の出番が来るまで準備し続ける姿を示してくれるから、先輩がそういう背中を見せてくれると僕らもやらないといけないなって思います。堅梧くんは常に熱量を持っている人だけど、むしろ試合に出ていた時のほうが自分の仕事に集中していて、静かだったかもしれない。出られないからこそ率先してチームを盛り上げているし、出る人が気持ち良くプレーできるようにサポートしてくれる。みんなの“兄貴”みたいな存在です」(ディサロ)

中村慶太も「(永井は)ハイタッチの時なんか誰よりも声を出してるし、ベンチでもずっと盛り上げてくれる熱いヤツ。俺は好きです」と同調する。